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[本] 憲法九条を世界遺産に

2012年04月28日

憲法九条を世界遺産に (集英社新書)(2006/08/12)
No:0097
Rank: D
著:太田光・中沢新一
社:集英社新書
属:新書(対談)
読了1:?
読了2:未
Ex:06年ベストセラー

・芸人の太田光と思想家の中沢新一。このふたりの宮沢賢治の話題からスタートする憲法9条解釈を対談形式で収録。
・平和憲法、桜、日本文化、〝不戦〟と〝非戦〟のちがい。日本の9条世界に誇るべきものであると読者に訴えかける。アメリカとの合作だからこその良さが、この憲法九条にはあるのだ、と。
・ふわっふわとしているのは、あくまで今のところ日本が平和だからだろう。仮に某国が攻めてきたときに、何もせずに死ぬ道を選ぶことは到底できまいて。奈須きのこ風に言うなれば、「理想に溺れて溺死しろ」である。
・売れたからといって、この本の考え方が広く受け入れられているとは考えたくないものだ。
・もうちょっと現実的・実利的な論客を配置するべきであった。理想に死ぬためだけにあるモノなら、必要ない。武力の後ろ盾のない外交は脆弱であるが、だからこそ他国にない独特な役回り・ポジション取りができる云々とかの話も聞きたかったんだけどなー。頭お花畑だったなー。他人を理想の道連れで○してはならない。

◎手元に資料がないため以後修正





・中学時代になんとなしに覚えた憲法。その愚直なまでの理想へと向かう姿勢。平和という理想に生き、そのためなら死をも辞さない。
・〝世界遺産に〟という表現は、世界においてこの憲法が特殊なものであり、〝保護しなければ消滅してしまう〟というふたりの危惧からのものだろう。

だが、果たして本当にそれでいいのだろうか。
もし戦争になれば、そのときは平和という理想のために死を待つだけでいいものなのか?
それは国が国民を見殺しにすることではないのか?

中沢さんは「九条を守り戦争に巻き込まれた時、犠牲が発生するかもしれないが、僕は犠牲を受け入れたい。 覚悟をもって価値というものを守りたい」と言うが、これを安易に受け入れることができる人はどれほどいるものなのだろうか?

どうも、ふたりとも意見がふわっふわしていて、「理想に生きるおれかっこいい」とでも言いたいのか?と疑問に思う。ようは、説得力がないのだ。

もうすこし落ち着いて現実を見ようよ、と突っ込みたくなる一冊。

日本国憲法第九条
 ①日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
 ②前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。






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