[本] アヒルと鴨のコインロッカー

2012年07月16日

アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)(2006/12/21)
No:0155
Rank: A
著:伊坂幸太郎
社:創元推理文庫
属:
読了1:000000
読了2:未
Ex:第25回吉川英治文学新人賞
  このミステリーがすごい2位
  ベスト・ミステリ4位
  07映画化

・やっぱ伊坂は良いね。題名・章ごとの構成・文の流れ・物語の展開 etc...どれをとっても高水準。何といってもオチのつけ方がお上手。安定して充実した時間を提供してくれる作家さんだ。
ただ、今作は文章だからこそ成功したのであって、映画化しても失敗するだけじゃないのかな・・・?と心配してしまう。
うまく誤魔化しても、オチが読まれてしまう可能性が高いと思うのだが。

友人 I の言うように、伊坂小説には〝印象に残る名言!〟ってのはないが、まずは読まれることが大事なんだから良しとする。
読むペースや展開に支障を与えては元も子もないしなぁ。
特に〝伊坂らしさ〟は登場人物たちの会話のテンポにあると思うんだ。

<あらすじ>
最初に会ったのは黒猫。次が悪魔めいた長身の青年。
彼はいきなり 「一緒に本屋を襲わないか?」 と提案してきた。

少し変わった物語が始まる。
・・・いや、〝二年前のあのとき〟すでにこの物語は始まり、終わっていたのかもしれない。

そこには、いつも 「河崎」 がいた。

これは河崎・琴美・ドルジの物語。
〝僕〟と〝麗子さん〟は脇役に過ぎなかった。

〝本屋襲撃〟〝ペット殺し〟〝琴美のその後〟etc...
ちょっと変わった出来事が重なり合ったとき、〝あの時〟と〝現在〟が見えてくる。

<引用>

「俺も同じだ。広辞苑をプレゼントしたいわけじゃない。お金で買った広辞苑はいらない。本屋を襲って、取った広辞苑が欲しいんだ」


「神様を閉じ込めに行かないか?」
「神様を閉じ込めておけば、悪いことをしてもばれない。そう言ったんだ」


by 〝現在〟の河崎



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コメント

  1. 藍色 | URL | -

    Re: アヒルと鴨のコインロッカー 【★★★★☆ rank A+】 No.155

    先日は、ありがとうございました。
    こちらにもトラックバックさせていただきました。
    トラックバックお待ちしていますね。

  2.  弓兵 Lv. 2 | URL | -

    映画化された原作本

    藍色さん、コメント・トラックバックありがとうございます。
    こちらからもトラックバックさせてもらいますね。

    陽気なギャング~、死神の精度、そして今作・・映画化されている物が多いですね、伊坂本は。
    どの映画もまだ観てはいませんが・・出来はどうなんでしょうね?

    では。

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