[本] 思考の整理学

2012年07月29日

(1986/04/24)
No:0184
Rank: A
著:外山 滋比古
属:
読了1:080415
読了2:未
Ex:

浪人時代に買っておいた本。
読みやすい文体・文量でサックリ読める。
自分で思考する力をつける方法。そのひとつとして、筆者の思考法を述べたもの。

◎手元に資料がないため以後修正





まだパソコンが普及していない1986年に発刊された本書。
20年以上経過した今でも売れ続けており、購入時(07年)は36版であった。

これは、どういうことを意味しているのか。
思考の整理の仕方というのは、十人十色であり、完璧な定型というものは無いよ、ということ。(あたりまえ)
各人が自らの思う『完璧な型』を探し求めるしかないのさ。使えるものは使えばいいし、逆も然り。

PCに対する先見性は素晴らしい。20年後でも全く同じことが言われ続けているんだぜ。

第Ⅱ章は再読することになるだろうよ。

<まとめ>
Ⅰ    学校では、受動的に知識を得る〝グライダー型〟の工場であるが、それだけでは創造的になることは難しい。
      グライダーにエンジンをつけ、〝飛行機型〟・・・つまり、積極的に自分の力で知識を得ていかねばなるまい。
      あと、朝早く起きた時ってのは頭の中が整理された状態だから、何かの発見・解決の手がかりになるかもしれないよ?

Ⅱ    思いついたアイデアは、すぐに他人に話してはならない。ノートなどに書いておいて、寝かしておくことで味が出てくるものである。
      様々なアイデアがたまってきたなら、それらが互いに作用しあい、新たな発見を得ることができよう。

      その時、既存のものを混ぜただけでは独創的とはいえない。
      他とは異なる(と自負する)考えと、既存の考えとの 調和 を試みることで、本物のカクテル~新たな考え~が生まれるのだ。
      (調和を試みる際は、物事の順序を並び替えてみるのも良いかもしれんね)
      ただ、自己主張・主観を前面に出すのは良くない。あくまで、〝調和〟を目指す。巨視的に捉える必要がある。

Ⅲ    筆者が行っている情報整理術。メモとノート(今ではもう古すぎて使えないと思う)

Ⅳ    コンピュータの登場。人は〝記憶と再生〟においてPCに勝つことはできない。独創性が必要な時代がやってきたのだ。
      そこで、邪魔な記憶はいっそのこと忘れてしまおう。脳は倉庫ではなく、工場なのだから。

Ⅴ    声を出すことで、頭の働きが変わることがあるのかもしれない。
      多くの、様々な人と話をしてみることだ。そのときは、なるべく他の分野の人たちと話をしよう。

Ⅵ     知的活動には、①既知の再認 ②未知への理解 ③新世界へ・・・  があるが、どうも最近は①ばかりの人が多いのではないか?
       ②・③もあることを頭の片隅にでも置いておこう。
       ・・・・そこに、機械とは異なる人間の可能性があるのだから(終)

<引用>

「ひとつでは多すぎる。少なくとも2つ、3つもってスタートしてほしい」


「見つめるナベは煮えない」


↑物事やアイデアはちょっと寝かしておくと良いよ、ってこと。



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知的生産の技術 B
・記憶力を強くする A+
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