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十五少年漂流記 【★★★   rank B 】 No.306

2009年06月17日

十五少年漂流記 (新潮文庫)(1951/11)
著 ヴェルヌ (訳:波多野寛治)
社 新潮文庫
Ex 思い出本

小学校の時に読んだ覚えのある冒険小説(世界文学)
本屋で見かけたのでふと手に取ってみる。

・・・・う~ん、ちょっと思い出補正が強すぎたかな。
あの頃は楽しく読めたのに。
昔読んだのとは違う人の訳だから?それとも自分が大人になったから?

いやね、勘ぐれば

土人集団 → 社会形成 → 国家形成 → 国家戦争

なんて構図を読み解くこともできるんだけども、物語そのものとして読むと色々ツッコミたくなってしまう。

◇運が良すぎ(偶然に頼り過ぎな展開)
◇装備・食料の豊富さ(遭難したけど船に全部あったぜ!・・・子供同士の殺し合いを防ぐための対処でもあったのかも)
◇主人公たちの基本的なサバイバル・スキルの高さ(動物を殺し、捌いていくのに異常なほど手慣れていたり、銃を乱射してみたり)

一言で表すなら、「強くてニューゲームなちょっと安心サバイバル」ってところか。
・・・にしても、命の危険とはいえ、幼い少年が銃で悪人を撃ち、その悪人たち3人が乗ったボートを大砲で吹きとばしたりするのはどうかと思うぞw
子どもに読ませる冒険小説なのにww

銃をぶっ放すのはアメリカ人、でも主人公は(著者のような)フランス人だったりするのは・・・お察しください。

あと、なにかと著者から読者への語りがあるのも・・・読んでいて醒めてしまう。 「所詮これは物語だぜ!ヒャッハー!」 と言われているようだ。

本当の凄惨なサバイバルは映画CAST AWAY 【★★★★  rank A 】でどうぞ。

いやぁ、女の子がいなくて本当に良かった!いたら×××なことになってR-18指定になって・・・うわなにするやめry
大人になって荒んでしまったのか?いかんいかん

・・・と、なんだかんだツッコミどころ満載ではあるけれど物語の基本はしっかり捉えている。
いきなり主人公たちが困難な状況に晒されて (導入OK)
 → (運に頼るものの)協力し、知恵を出し合って困難を突破し(あくまで知性で)
 → 一連の困難・事件の原因を解決 (伏線の回収)
 → これでもかという危機の演出 (王道だなw)
 → その危機も乗り越え (ヒャッハーな熱い展開で。どんでん返しもアリ)
 → グッド・エンド (バッド・エンドは読者が望まない)

因果応報のブーメランが効いている作品(しっかりフラグ回収)
ゴードン&ブリアンのおかげで、みんなが無茶をしすぎないってのもポイント(知性>暴力)

<あらすじ>
ある日 15人の少年たちだけを乗せた船が荒海に出てしまう。
なんとか嵐を抜けたものの、難破した場所は無人島。

勇気と責任感があり人望の厚いブリアン(フランス)、ブリアンの弟で、どこか秘密がありそうなジャック(フランス)、
年長(14歳)で冷静沈着なゴードン(アメリカ)、頭は良いがプライドが高い銃使いのドノバン(アメリカ)、料理の腕の良い水夫のモーコー(黒人)etc...

個性的な15人の少年たちが時には反発しながらも、知恵と勇気で迫りくる困難に立ち向かう。

そもそも少年たちだけの船が出港してしまったのはなぜなのか? そして少年たちは無事故郷に帰ることができるのか?

それは読んでのお楽しみ。

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