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存在の耐えられない軽さ の一節

2009年08月21日

本 存在の耐えられない軽さ(新訳 P257~)より。

―――だがそもそも、このような疑問に答えがあるのだろうか?
 そしてふたたび、彼の心に私たちがすでに知っている考えが浮かんだ。
 
 人生はただ一度しかない。
 だから私たちはどの決心が正しくて、どの決心が間違っているのか知ることはけっしてできない。
 
 なぜなら、どんな状況であっても、私たちはただ一度しか決心できないのだから。
 私たちには様々な決心を比較できるような二度目、三度目、四度目の人生はあたえられていないのだから。

 Einmal ist keinmal.
 一度はものの数に入らない。一度とは一度も、というにひとしい。
 ボヘミアの歴史は二度と繰り返されることはないだろう。ヨーロッパの歴史もまたそうだ。

 歴史もまた個人の人生とまったく同じように軽く、耐えられないほど軽く、
 綿毛のように、舞い上がる埃のように、明日にも消え去ってしまうもののように軽いのだ。

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