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介の字張り と 容器の穴の大きさ(都市伝説)について 2.味の素編

2010年03月17日

その1.サロンパス編 のつづき。

Q.味の素の売り上げを倍にするにはどうしたらよいか?

さて今回は都市伝説となっている「味の素の容器の穴」について。
ちょっと変わった考え方で消費量を増やすよう促し、つまりは売り上げアップを狙ったかもしれないって話。
その点で、前回ちょっと書いたサロンパスの介の字貼りと似ているのである。



その都市伝説ってのは・・・
昭和37年に発売された「味の素調理瓶」は以前にくらべ、容器の口を大きくし穴の数も増やしたことで販売量を2倍に伸ばした

・・・というもの。

この噂はその意外性から(都市)伝説として広まった。
味の素本社にも「穴を増やしたのは本当なのか」という質問がたくさん届いたらしく、公式HPにて否定されている。

昔、販売量を増やすために「味の素®」の瓶の穴を大きくしたと聞きました。本当ですか?  ~ 味の素お客様相談センター

Q.昔、販売量を増やすために「味の素®」の瓶の穴を大きくしたと聞きました。本当ですか?
A.そのようなことはありません。当社は、昭和26年に食卓用「味の素®」“卓上瓶”を発売しました。家庭に普及するに従い、食卓での使用以外に、台所で調理にも使われるようになりましたので、お客様の使い方に合わせて昭和37年に「味の素®」“調理瓶”を開発・発売しました。その際、調理に使い勝手が良く、湯気による目詰まりを防ぐために、従来の“卓上瓶”に比べて口の面積を広くし、穴の数を増やしました。このことが、おもしろおかしく伝えられたものだと思われます。



たしかに用途面から考えて“調理瓶”とするならそれまでの一つ穴の容器だとなにかと不便そうではある。
穴を増やすのも普通のことだろう。そこに使用量が二倍に増えるんじゃね?という考えも含まれていたかもしれないね、ということで。実際に売り上げが伸びたからこそ生まれた噂である。これで売り上げが減ってたらこんな噂は存在しなかったはずだ。しかも、穴がひとつだったものをふたつにしたからこそ意味があった話である。今の4つ穴?を倍の8つ穴にしたところで使い勝手が悪くなるばかりで逆に売り上げが落ちてくだろう(味の素というブランドがあるから大丈夫かもしれないが、普通の企業が真似したら自爆行為です、はい)


そんなこんなで公式HPから否定されても、この都市伝説は広まり続ける。

『穴を倍にしたら、使う量も倍になるから、売り上げも倍になった』という単純な発想。
「広告を増やす」とか「値段を調整する」とか、そんな小難しいことを考えず、商品そのものについて考えていて、しかも常識を覆す物の見方が試される。
だからこそ思いつくのが難しく、答えを知ったときにちょっとした驚きがあり、思わず知らない人に話したくなるわけだ。

公式が否定したことも「公式には否定されているんだけどね・・実は・・」と裏話っぽさを演出して火に油状態。

つまりは話のタネとして面白いから広まるのである。

ただ、それだけ。事実がどうだろうと関係はそんなにないと思われる。



サロンパスの介の字張り と 味の素・容器の穴の大きさ(都市伝説)。
どちらも 変わった企画で販売量を増やす ことを狙ったことから出てきた発想。
しかし、その発想の質が決定的に異なる。
前者はその企業の発想に押しつけがましさを感じるが、後者はその発想にちょっとした茶目っけを感じる。


身近なCMや商品をちょっと眺めることで面白いものが見えてくるかもしれないよ、という話なのでした。
(他にもキャラメルの溝の深さとか、うまい棒の長さとかいろんな都市伝説があるねぇ)



<関連記事>
介の字張り と 容器の穴の大きさ(都市伝説)について 1.サロンパス編
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