スポンサーサイト

--年--月--日

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

FREEについてドFREEに ちょいまとも

2010年04月12日

それっぽくまとめてみる。
 スカイプで友人と無料通話しながら、ネットを使ってDLした音楽を聴き、YouTubeやニコニコ動画を見たりしつつ、タブを開いて知人のtwitterを確認し、無料版のブログで思ったことを書く。他の人は大抵mixiを主に使っている。使っていない自分のほうが同年代としては珍しいのかもしれない。PS3で無料配布されているアドホック・パーティというソフトを利用して、鹿児島の人や北海道の人と一緒にゲームをしたりした。現時点では無料サービスで差し支えないと思っているが、もしかしたら有料会員になってよりよいサービスを受けたくなるかもしれない。

 そんな今の生活はFREEを肌で感じているといっても差し支えないだろう。だからか、本書の感想としては“新発見!”というよりも、“今までぼんやりとしていたものがはっきり見えてきた”といったほうがしっくりくる。高校時代からとはいえ、少なからず<無料>というものに触れてきた世代だからこその感想なのかもしれない。

 さて、本書では主にYouTubeやオンラインゲーム・オープンソースソフト等のビジネスモデルを扱っていたが、このレポートではニコニコ動画というサイトについて書こうかと思う。ニコニコ動画は今でも採算が取れていない赤字サイトではあるが、そのビジネスモデルの変遷と最近の有料会員数の伸びを見ても取り上げるに足る存在だと思われる。

 ニコニコ動画は無料会員1400万人以上、有料会員20万人弱という日本の動画投稿サイトである。このサイトはYouTubeとは異なり、かなり濃い日本のサブカルチャー、つまりはヲタク文化の動画が多い。にもかかわらず、日本の10人に1人を超える会員数を集めるだけのサイトに成長した。1%の有料会員が99%の無料会員を支えるというかなり歪んだ形であり、赤字続きではあるが、年々その赤字額が減ってきている。なぜ赤字額が改善されてきているのか。かつては完全無料であったこのサイトだが、サービス開始から数年たった今、本書でいうフリー1~4、そのすべての形式を混ぜたビジネスモデルを築いてきており、曲がりなりにも上手く回転し始めてきているからだ。

 専用のサーバーを用意される月額500円の有料会員がその他大勢の無料会員を支え、その有料会員だけが設定できる動画に関連した商品が紹介されているニコニコ市場はAmazon等の商品ページとリンクしており、各動画には無料オンラインゲーム等の広告が視聴を妨げない程度ではあるが入るようになった。さらにニコポイントなる架空の貨幣を使ってユーザーによる動画の広告を出来るようにしてみたり、ニコニコモンズという場を作ることで提供する意思があれば各ユーザーのデータはもとより、各企業の公式データを無料で利用することも可能となっている。また、ニコニコ大百科なるWikipediaとほぼ同じ場を提供し、ユーザーが勝手に記事を編集していっている。動画サイトでの商品ともいえる動画数もアトムではなくビットであるから数限りなく増やすことが可能となっている。一万円程度で1TBもの容量の外付けHDDが購入可能となっている世の中だ。本書の帯に載っている小飼さんやi-modeの産みの親である夏野さんが一枚かんでいるからだろう、かなり上手なシステムを確立してきているなぁと感心させられる。これがもし最初から有料の動画サイトとして始まっていたらここまでは大きくならなかっただろう。最近は質が落ちてきており見るべき動画は減ってきているものの・・新しい経済モデルとしては見るべきものがある。

 自分はコンビニで300円払うよりネットで100円払うのに抵抗がある。本能的に「他の場所でお金を取られ続けるのではないか」と感じ取っているのではなかろうか。いかに自由度を高め、束縛感を与えないか。希少さを意識させ、自発的にユーザーを動かすようなサービスを提供できるかが今後の展開の鍵となり得るか。無料という過激な価格設定はいつの日かビットだけでなくアトム経済においても受け入れられるときが来るのだろうか。

 無料のものがあるからこそ、その貴重さが際立つものがあるはずだ。そこに各人にとっての本当に大切なものが存在すると信じる。

ネットが使われ始めて15年でここまできた。これからの15年はどこまで進化していくのだろうか。
その先のビジネスモデルとはどうなっているのだろう。そのときの生活の在り方はどう変わっているのだろう。
ちょっぴり期待しつつ、このパソコンを閉じ、家を出ようと思う。大学の授業が、ゼミが、始まろうとしているから。
関連記事


コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://u1r0.blog50.fc2.com/tb.php/498-0a1688c9
    この記事へのトラックバック



    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。