灰羽連盟-Alies Grise- 【★★★☆  rank B+ 】

2008年08月30日

灰羽連盟 TV-BOX2007/03/21
原案・脚本・構成 安倍吉俊

音楽  大谷幸
ラッカ:広橋涼
Ex 02年制作 全13話

安倍アニメ。海外からも評価が高いひそかな名作と聞いて視る。

いわゆる雰囲気アニメ・・・かと思ってたら実は痛いところを突いてくる哲学アニメでしたとさ。

原作者も言っているが、村上春樹の小説『世界の終りとハードボイルドワンダーランド』、特に『世界の終り』が作品のモチーフである。
読んでおくとさらに楽しめるはずだ。

結局、多くの謎はそのまんま。そこらへんも春樹に似てる・・・?w
途中の鬱展開はキツかった。主人公にイラつくこともしばしば。

名前のダブルミーニング、不思議な世界、セピア色で美しい背景にゆったりとした音楽。時が過ぎてもじわりと人気が広がるのも納得。
・・・・けど、ストーリー的には普通かな?

実際出てくんのは女ばっかなのにそこらへんの美少女アニメにならなかったのは作品の品の違いなんだな~と変に納得した。

白いハトとかが似合いそうな世界なのに、登場する鳥がカラスばっかってのはちょっとした伏線。

<あらすじ>
高い空からまっすぐに落ちていく少女。やがて彼女は繭の中で目を覚ます。
古びた建物の一室で彼女を迎えたのは背中に飛べない灰色の羽を持つ、「灰羽」と呼ばれる少女達。
夢の内容から、少女はラッカ(落下)と名づけられた。

周囲を壁に囲まれたグリの街、灰羽の暮らすオールドホーム、そこでの仲間たちとの穏やかな日々。

戸惑いながらも生活に馴染んでいくラッカだが、夏の終わりに1つの別れが訪れる。

『罪を知る者には罪はない。では汝に問う。汝は罪人なりや?』
メビウスの輪を断つには、他者の救い・協力が必要となるのだが・・・。


おそらく、灰羽になるのは不慮の死、または自殺をした者の魂であり、天国に行く(巣立ち)か、地獄(緩やかな忘却)に行くかの狭間がグリの町だと思われる。罪憑きは、自殺者のことかもしれない。最初の夢は、死因or死の直前のイメージだろう。OPのラッカも井戸の穴から落ちてきてるみたいだしねぇ。

が、しかし・・・考え方は人それぞれ。色々考えるのも込みで、アニメを見直すと、各キャラのさり気ない仕草の一つ一つにグッと来るはず
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