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子どものための哲学対話 【★★★★   rank A 】 No.23

2008年09月10日

子どものための哲学対話―人間は遊ぶために生きている!(1997/07)
著 永井均
社 講談社
絵 内田かずひろ
Ex 副題は〝人間は遊ぶために生きている!〟

平凡な「ぼく」が抱いた疑問に哲学的人語を使いこなす猫「ペネトレ」が答える対話形式で展開していく哲学入門書。
後に紹介するであろう『4コマ哲学教室』とは比べ物にならない程の良本。
裏表紙には「1998・8/7」という日付・・・小学3年生の時に読んだのか、俺は。
10年という年月が経っても、この内容は実用に十分耐えうる内容である。

ま、哲学というものはそういうものかもしれない。
大人になった?今だからこそ、原点に立ち戻るのもいいと思う。

小学生向けだからといって、甘く見てはいけない。

  ◆  ◇  ◆  ◇  ◆  ◇  ◆  ◇  ◆  ◇  ◆  


1-9 『うそはついてもいいけど、約束をやぶってはいけない?』
猫「約束をした人は、その約束をわざわざ自分でしたんだ。しないこともできたのに、だよ?」
  「いったんした約束には、約束した時点にはなかった重大さがつけ加わってくるんだ。」

2-6 『友達は必要か?』
猫「人間は自分のことを分かってくれる人なんかいなくても生きていけるってことこそが人間が学ぶべき、より大切なことで、
  人が本来持っていた強さなんじゃないかな?」


2-8 『いやなことをしなければならないとき(2)』
猫「なにかをやりとげようとしないで、ただ、やりはじめようとするんだ。それだけでいいって考えるんだよ。
  (略)あと、もっと続けたいと思うところで止めるのがコツだな。」


3-2 『青い鳥はいつ青くなったのか(2)』
猫「<もともと青かった>ってことにあとから変わった、なんだね。」
僕「子どもたちは、そのとき幸福になったわけでも、もともと幸福だったわけでもなくて、
  そのとき<もともと幸福だった>ってことになったわけだ。」


3-10 『人生体験マシン(2)』
猫「(略)、けど、その夢はさめないんだよ。」

3-13 『死について』
猫「だから、自分の死って言うのは、本当は、世界の中で起こるひとつの出来事ではないんだよ。
  自分が中心にいた、その世界そのものが消滅するってことなんだ。
  
  (略)ということはつまり、世の中は、死ぬつもりなら何をしてもいいって暗に認めているということなんだよ。
  ・・・・・認めざるをえないのさ。」



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◇哲学の誤読 A+
4コマ哲学教室 C

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