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凡人として生きるということ 【★★    rank C 】 No.291

2008年09月29日

凡人として生きるということ (幻冬舎新書 (お-5-1))(2008/07)
著 押井 守
社 幻冬舎新書(090)

たまには読書順じゃなくてもいいよね。
新書は、その時々のことについての本なのだから、
1年後に紹介したとことであまり意味がない気がするし。

社会は95%の凡人が支えている。
自分が天才でないと思うならば、凡人なりの生き方を選ぶのも悪くはないのではないだろうか
・・・と言うが、果たして。

本書は有名なアニメ映画監督による常識を覆す・・・ほどではないにしろ、自由に生きる為の(ひねくれた)物の見方を示す。
『若さに価値なんてない』とか『友達なんていらない』という主張は、いっそ清々しいものがある。
読んでてふと久保帯人の読みきり漫画の「誇りがあれば勝てなくても負けない」というセリフを思い出した。

天才ではなくても、凡人だとしても、自らの規則に従って生きることができれば、(←これが一番難しいってw)
不自由な天才よりはずっと自由で楽しい人生が待っているかもしれない。

<まとめ>
第一章      若さに価値なんてない。本当に、若いころは輝いていたのか?それはただの幻想ではないのか?
 オヤジ論    本質を見抜く力を多少でも身につけたオヤジになることのほうが、ずっと価値があると思うのだが。

第二章      本当に「人間は自由であるべき」なのか?かと言って、孤独な状態は自由たりえないだろう?
 自由論     社会に関わり、他人の人生を抱え込むことは、果たして不自由なのだろうか?(不自由でない=自由?)

第三章      〝常勝〟ではなく、〝負けない〟ことを考えよ。
 勝敗論      失敗も挫折もない人生は面白くもなんともない。
            諦めた時が、負ける時なのだ。

第四章 セックスと文明論    本能の領域にも文化の手が入っている。

第五章            テーマがあれば人は話すことができるはずだ。
 コミュニケーション論   話ができたところで、本当に損得なしの関係はあり得るのだろうか?
                そこに気がつけば、「友達なんか、いらない」と、仕事仲間さえいれば十分だとは言えまいか。

第六章       今やオタクの定義が変わりつつある。<自分なりの価値観を持ち、ある分野に情熱を持っている人>とすれば、
 オタク論      そのオタクっぷりに磨きをかける生き方もまた、凡人としての生き方の主流になりうるのではないだろうか?

第七章       社会は5%の支配層が支配し、残りの95%が支える。だが、その中における人はなんとも多様なものだ。
 格差論      ここまでバラバラなのだから、多少は〝いい加減〟であるべきで、徹底して是正するのは危険ですらあると思うのだ。


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